介護現場でのできごと ~ラポール・愛のといかけカード~

 

ある、訪問看護の一日

90代のおじいちゃん。
テーブルにラポールカード10枚を並べた。
手にしたカードは
「Do you have habits?」
おじいちゃんは
下に書いてある日本語訳ではなく、
英語を読んだ。
「すごーい!英語読めるんですね✨
と言うとおじいちゃんは照れくさそうに笑った。
「このくらいなら。。。」と、いつも眠そうな目がクシャクシャな柔らかい笑顔になった。
といかけを通してその人を知る、そこからまたさらに心に寄り添うことも大切だけど、
といかけへの答え、言葉を聴くことだけが、このカードの意味することでは無い。
目の前にいる人に感じている先入観に気づき、その人をありのまま観ることの大切さを気づかせてくれる。
お互いが心から笑顔になり
さらに想いが深まる。。。
そこからその人の想いや暮らし、生き方に寄り添った関わりへと繋がる。。。
そんな時間を今日も感じることができた。
1日1日、あたたかな時間が積み重なっていく。
                       

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ある訪問看護の一日・・・・

97歳のおばあちゃんにカードを選んでもらった。
「幸福度は何%ですか?」
おばあちゃんはにこにこしながら答えた。
「100パーセントだよ。」
「美味しいご飯が毎日食べれて幸せだぁ」
「こーやっていることが幸せだぁ」
そこにいた娘さんの顔も笑顔になった。
「母みたいに生きていきたい。歳を重ねる事にそう思うの。」
この場にあたたかな空気が流れた。
介護する人も、介護を必要としている人も、お互いに気を使ったり、
伝わらない想いに悲しくなったり、憤りを感じたり、時にイライラしたり、、、
でもきっとそこの真ん中には
相手を大切に想っている心があるんだよね。。。
普段伝えたいけど伝わらない想いだったり、
思っていてもなかなか言い出せないいろんな気持ちだったり、
そんなことを
このカードが繋いでくれている♡
そう感じた。

あの笑顔が今も私の目に焼き付いている。。。

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いずれも、訪問看護師をしている川畑結香さんの業務での出来事です。
ご自宅に訪問して、こんな感動場面に出逢えたら、その方を愛おしくなり、
そして仕事にもやりがいがでる。

実際に活用してみなければ決して味わうことのできない感動。

愛のといかけカードのトレーナーでもある結香さんが
愛のある使い手さんを養成できる存在であることに
私は確信が持てます。

道南で活躍されている結香さん。

そんな多忙な彼女が

お仕事の合間を縫って函館のお寺で100年自分史カフェを開催いたします。
詳細はこちら↓

~100年自分史カフェ~
日時:3月11日(木)13時~15時
場所:萬年寺
定員:限定4名(あと1名様)
受講料: 1000円
★結香さんへのお問い合わせ:LINE@690fjzeh
素敵な看護師である結香さんと極上の時間を過ごしてくださね♡

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